みなさんがパチンコを始めたきっかけは何でしょうか。
「友達から勧められて始めた」「好きなアニメの映像が見たかった」など、人それぞれだと思います。
「仕事人シリーズ」や「AKBシリーズ」で知られるKYORAKU産業の台では、「ぱちんこ初心者のための動画」が視聴可能で、初めてパチンコ店に入っても安心して遊戯を開始することが出来ます。
このように、一人でも容易に始められるパチンコだからこそ、「人に聞くまでもない疑問」も少なくありません。
今回は、そんな疑問に対して分かりやすく説明していこうと思います。
<目次>
パチンコの今更聞けない疑問って何がある?
パチンコ機種のスペックや仕様は、知っていると知らないとでは勝率にも直結してくるので、多くの方はホールで遊戯する前にインターネットや小冊子で調べていると思います。
例えば、「シンフォギアタイプの台は、大当たり後必ず保留を4つためなければいけない」や「北斗無双のような台は、必ずV入賞させる必要がある」といった点ですね。
もし仮にこれらのポイントをきちんと理解していなければ、「RUSH突入抽選を規定愛数受けることが出来ていなかった」「トイレや食事休憩から帰ってきたら内部的に時短になっていた」といった事態になりかねません。
もちろん、遊技台も説明をしてくれることが多いので、普通に遊戯していれば極端に損をしてしまう事は少ないと思います。
ですが、パチンコの「豆知識」や「知らなくても支障がない知識」に関しては、パチンコ店の中でその答えを知ることは出来ません。
今回は、その中でもよく聞かれる疑問2つについて紹介していきます。
・パチンコ屋の交換所が外にある理由
・パチンコのCR機とP機の違い
パチンコ屋の交換所が外にあるのはなぜ?
みなさんの中には、初めて行くホールで交換所の場所が分からず苦労した経験がある方も居ると思います。
また、交換所の場所を店員さんに聞いても答えてもらえなかったのではないでしょうか?
それらの理由を理解するためには、「三店方式」という制度を知っておく必要があります。
分かりやすく理解してもらうために「事実上」の関係を説明しますので、「法律上」と若干異なる部分があります。
まず、前提として「日本でギャンブルとして認められているのは競馬や競艇などの公営ギャンブルのみ」という事実があります。
つまりパチンコやスロットは「ギャンブル」ではなく「遊戯」なのです。
パチンコ店内では以下の事が行われます
①客が球を借りる
②パチンコ台で出た球を計数し、レシートを発行する
③出た球数に応じて景品と交換する
交換所では以下の事が行われています
①客が特殊景品と呼ばれる物を持ってくる
②持ってきた物に応じて、相応の金額で買い取る
そして、客の目に見えないところでは以下の事が行われています
〇パチンコ店が交換所から特殊景品を買い取る
上で説明した3つは事実上連続して行われるため、客はパチンコ店で玉を借り、出た球を換金しているように感じるかもしれません。
ですが、法律上で一番大切なのは「パチンコ店と交換所は全くの無関係である」という事です。
パチンコはギャンブルとして認められていないので、「パチンコ店で玉を景品と交換した。そしたらたまたま近くにあった古物商の店が景品を買い取ってくれた」という形式をとっているのです。
こういった背景があるため、パチンコ店の交換所が少し離れた場所にあり、パチンコ店員は交換所の場所を客に教えることが出来ないのです。
パチンコのCRとPの意味は?何が違うの?
少し昔のパチンコ機は「CRエヴァンゲリオン」「CR必殺仕事人」といった風に、ほとんどの機種がタイトルの前にCRが入っていました。
しかし、比較的新しい機種は「P必殺仕置人」「Pルパン ~神々への挑戦状~」といった風にタイトル前にはPの文字が入るようになりました。
そもそもCRという言葉の語源が定かではありませんが、Card Reader(CR)という説が主流となっています。
昔は、パチンコを遊戯する前にプリペイドカードを購入し、そのカードを台横のリーダーに読み込ませるというシステムがあったため、CRという名称で扱われていました。
それが、近年ではP(パーソナル・システム?)へと変更になっていますが、以前から導入されていた遊技台に関してはCRのままの呼び名で継続されます。
スロットの「4号機」と「5号機」のように、制度上のルール変更により仕様が大きく変わったというのも要因の一つです。
制度上のCR機とP機の違いを知っていても特に意味はないのですが、台の特徴は絶対に知っておいた方が良いです。
CR機 | P機 | |
最大継続率 | 65% | 制限なし |
最大出玉 | 2400発 | 1500発 |
大当たり確率 | 一定 | 段階設定可能 |
上の表を見るとP機の方がメリット盛りだくさんな感じはしますが、これ以外に「総量規制」という制限があります。
簡単に言うと、「CRビッグドリーム」のうたい文句のように「時速4万5千発出ます!」という事が出来なくなりました。
大当たりラウンドが始まるまでに無駄に長いムービーが流れたり、リーチが長時間化したりしているのもこの影響で、規制内容の目安は「4時間で1万2500発程度」とされています。
1時間あたりに換算すると「3200発程度」ですね。
あくまでも遊戯であり、遊びやすさやギャンブル依存症対策の観点からも、仕方がない変更なのかもしれません。
パチンコの疑問まとめ
今回はパチンコに関する疑問を解説しましたが、いかがだったでしょうか?
法律をすり抜けるための三店方式であったり、規制改定に伴う名称の変更など調べなければ絶対にわからない事ばかりです。
機会があれば他の疑問に関しても解説していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。