楽曲が売りな台で高純増って相性悪く見えますよね。もっと聴きたいです。
こんにちは。今回は少し趣向を変えて、常にホールにある人気シリーズについて掘り下げます。
そう、海物語シリーズです。
いつ行っても座れるし、なんなら常に複数機種置いてますよね。
それでいて一定数が毎日稼働しているのが印象的です。
なぜ海物語が人気なのか、打たれているのか。
今回はそんなホールの顔について調べてみたいと思います。
<目次>
海物語の歴史
まずは、海物語の歴史についてです。
海物語は、三洋物産のギンギラパラダイスから生まれたシリーズです。
1995年に誕生した同シリーズから4年後、1999年に始動します。
海物語はギンパラの知名度もあり、そのシンプルかつ中毒的なゲーム性で大人気の機種となります。
しかし、他のメーカーも当然それに便乗し同様の機種を生産、導入して人気を追随します。
そこで三洋物産は、人気に乗る他社の類似した機種が増えたことを受け、他社との違いを明確にするため【海マーク】を作成。
CRスーパー海物語以降の台で、海マークを添付することで独自のブランドを確立します。
※画像は初代海物語シリーズの1台であるCR海物語S5
海マークは台により異なりますが、クジラッキーを含むロゴマークです。
以降は2021年2月現在まで56機種を導入。(スペック違いを含めると100を越える)
パチンコ界で不動の地位を築いています。
導入店舗の数も記載しようと考えましたが、導入してない店舗は無いでしょう。
それでは次に、実際のスペック等について見てみます。
海物語の機種スペック
数が多いので、分かりやすく初代と最新のスペックを見てみます。
CR海物語3 | P大海物語4スペシャル | |
導入日 | 1999年3月 | 2020年12月 |
大当たり確率(高確率) | 1/315.5(1/70.1) | 1/319.6(1/39.7) |
確変突入・継続率 | 50% | 52% |
賞球数 | 5&15 | 3&2&3&4&15 |
ラウンド・カウント | 15R・10C | 10R・10C |
出玉性能 | 約2,150個 | 約1,500個 |
時短 | 無し | 100回 or 120回 |
遊タイム | 無し | 350回 |
※ヘソ・電サポは共通。
海伝統のヘソ、電サポ共通は健在ですね。そして約50%も。
初代は時短すらなく大味な仕様ですね。約2,150個も納得です。
まず、この情報から考えると
・約1/2で当たりが続く。
・通常と確変で出玉が変わらない。
・出玉が常に多くもらえる
くらいでしょうか。少ない出玉振り分けがないのは嬉しいですね。
次に演出の話ですが、こちらもシンプルさが売りとなっています。
期待度 低
・ノーマルリーチ
・泡リーチ
・波紋リーチ(黒潮系)
期待度 中
・マリンリーチ
・珊瑚礁リーチ
期待度 高
・魚群リーチ
大当たり濃厚
・再始動リーチ
・ビタ止まりリーチ
・サム関連リーチ
基本はこのようになっています。最近の台はもっと多いです。
どのリーチも短時間で完結するシンプルなものですね。
個人的には魚群、濃厚、その他で良いと思うくらい魚群強いですよね。
逆にその他は当たればラッキーくらいに考えていいと思います。
サムはもう常にいて欲しいようなキャラクター。
いつからか分かりませんが確変濃厚ですよね。毎日会いたいです。
そして再始動とビタ止まりは最高ですね!
全く予兆なくいきなり来ますからね。これに病み付きな方も多いことでしょう。
以上がスペック、演出の話でした。
次はこれらを踏まえて、海物語の人気を考察していきます。
海物語の人気考察
ここまで語りませんでしたが、海物語と言えば
遊戯者の年齢層が高い
これに尽きます。皆さんの行きつけはどうでしょうか?
おじいさんやおばあさんのお客さんが多いのではないでしょうか?
これは昔から馴染みが深いという部分も大きいかと思いますが、やはり遊技機としての分かりやすさ(遊びやすさ)の部分が大きいのかと思います。
逆を言えば、最近導入したアイマスのパチンコなどは比較すると難しい遊技機になると思います。
細かく調節された台はスペックがユニークな代わりに、分かりやすさが失われますからね。
加えて、抽選機会や出玉の数などに関わる技術介入も増えています。
V入賞させないとパンクする機種などは、私達でも油断するとパンクしますもんね。
こういった台に対して、ご年配の方は付き合いにくいという考えです。
そして最近は桃鉄や太鼓の達人などの、有名作品とのコラボ。
アイマリンプロジェクトなどで若いお客さんも増えていますね。
こちらは私の最も推しているMVです。最高ですね!
考察のまとめとしては
・分かりやすいゲーム性。
・短時間で完結する時間効率の良さ。
・安定した出玉。(機種により異なる場合も)
・中毒性のある逆転演出。
・昔からのファン層。
・若いファンを作るための取り組み。
以上が、海物語が第一線で活躍し続ける理由だと思います。
海物語のまとめ
いかがだったでしょうか。海物語は歴史が長いですね。
だからこそ誰でも一度は打ったことがあると思います。
私はマリンブルーミンが聴きたいのでAスロばかり触ってますが…。
激しい光量や色彩が少ないのは良いですよね。
しつこい疑似連やガセ保留が少ないのも好材です。
シンプルだからこそ惹きつけられる魅力があると思うので、海物語にはこのスタイルをこれからも貫いて欲しいと思います。